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三井化学、ポリウレタンディスパージョンの生産能力を増強

Jul 07, 2023

2023 年 8 月 11 日 | メアリー・ベイリー著

三井化学(東京)は、持続可能性へのニーズの高まりで高まる単一素材の食品包装需要に対応するため、ポリウレタンディスパージョン(PUD)の生産能力を増強すると発表した。 具体的には、三井化学の100%子会社である三井化学MC株式会社の清水工場においてPUDの生産設備を増設します。 これにより国内の生産能力は約2倍になる見込みだ。 建設は2024年2月に開始され、運用開始は2025年6月の予定です。

三井化学のタケラックPUDは、耐熱性、高温ガスバリア性、摩擦堅牢度に優れた水系樹脂です。 環境に優しい製品として、塗料・コーティング材、接着剤、バインダー、樹脂改質剤、サイズ剤、繊維加工分野で幅広く使用されています。 近年、持続可能性へのニーズの高まりにより、リサイクル可能な単一素材の食品包装に使用するバリアコーティング材料として、特にヨーロッパでPUDの需要が高まっています。 また、モノマテリアル包装の需要は今後も高まることが予想されるため、三井化学は供給ネットワークを積極的に強化することで対応していきたいと考えています。